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こあざ
ふりがな文庫
“こあざ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
小字
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小字
(逆引き)
白望
(
しろみ
)
の山続きに
離森
(
はなれもり
)
と云う所あり。その
小字
(
こあざ
)
に長者屋敷と云うは、全く
無人
(
ぶじん
)
の境なり。
茲
(
ここ
)
に
行
(
ゆ
)
きて炭を焼く者ありき。
或夜
(
あるよ
)
その小屋の
垂菰
(
たれこも
)
をかかげて、内を
覗
(
うかが
)
う者を見たり。
遠野の奇聞
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
都に留まるよりも好んで片田舎に杖を止めた上人のこと故、その足跡の調査はしばしば困難を加えました。町や村ではなく、名も知れぬ
小字
(
こあざ
)
を地図の上に見出すのに多くの時を要しました。
民芸四十年
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
発戸
(
ほっと
)
の右に
下村君
(
しもむらぎみ
)
、
堤
(
つつみ
)
、
名村
(
なむら
)
などという
小字
(
こあざ
)
があった、
藁葺屋根
(
わらぶきやね
)
が
晨
(
あした
)
の星のように散らばっているが、ここでは利根川は少し北にかたよって流れているので、土手に行くまでにかなりある。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
こあざ(小字)の例文をもっと
(14作品)
見る
“こあざ”の意味
《名詞》
市町村の字(大字)のさらに細かい区域。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
おさなな
こあざな
しょうじ
せうじ
をさなな
をさなゝ