トップ
>
くまのい
ふりがな文庫
“くまのい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
熊胆
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
熊胆
(逆引き)
此
獣
(
けもの
)
雪を
避
(
さけ
)
て他国へ去るもありさらざるもあり、
動
(
うごか
)
ずして雪中に
穴居
(
けつきよ
)
するは
熊
(
くま
)
のみ也。
熊胆
(
くまのい
)
は越後を上
品
(
ひん
)
とす、雪中の熊胆はことさらに
価
(
あたひ
)
貴
(
たつと
)
し。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
その証拠には、例の唯一の武器たる
杖槍
(
つえやり
)
も、ちゃんと肩にかついでいるし、携帯の荷物も、懐中に入れた精製の
熊胆
(
くまのい
)
も、決して取落してはいないのです。
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
その実は彼等の
考
(
かんがえ
)
に、緒方の書生に解剖して貰えば
無疵
(
むきず
)
に
熊胆
(
くまのい
)
が取れると云うことを知て居るものだから、解剖に託して
熊胆
(
くまのい
)
が出るや
否
(
いな
)
や
帰
(
かえっ
)
て仕舞たと云う事がチャンと
分
(
わかっ
)
たから
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
やや暫くした瞬間に、ハッと気がついて、例の責任感がこみ上げて来ると矢も
楯
(
たて
)
も堪らず、
土産物屋
(
みやげものや
)
の
熊胆
(
くまのい
)
をかっぱらうようにさらって、走り出しました。
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「あの
獣皮屋
(
けがわや
)
へ、
熊胆
(
くまのい
)
のいいところを一くくりあつらえて、
昨夜
(
ゆうべ
)
のうちに代金まで渡しておいたが、出がけに忘れてしまった、済まねえが友さん、ひとつ取って来てくれねえか」
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
くまのい(熊胆)の例文をもっと
(3作品)
見る
検索の候補
くまぎも
ゆうたん