“獣皮屋”の読み方と例文
読み方割合
けがわや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木曾街道では、獣皮屋けがわやの店頭に飾ってあった大熊に見惚みとれて、そうして道庵を取逃してしまったことがある。
大菩薩峠:30 畜生谷の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「あの獣皮屋けがわやへ、熊胆くまのいのいいところを一くくりあつらえて、昨夜ゆうべのうちに代金まで渡しておいたが、出がけに忘れてしまった、済まねえが友さん、ひとつ取って来てくれねえか」
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
その獣皮屋けがわやが、生きた大熊を、店の前の檻に入れて看板に出している。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)