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くちわけ
ふりがな文庫
“くちわけ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
口分
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
口分
(逆引き)
何所迄
(
どこまで
)
も
恰当
(
こうとう
)
な
拵
(
こしらへ
)
、
傍
(
かたはら
)
の
戸棚
(
とだな
)
の
戸
(
と
)
を
開
(
あ
)
けると
棚
(
たな
)
が
吊
(
つ
)
つてあつて、ズーツと
口分
(
くちわけ
)
を
致
(
いた
)
して
世辞
(
せじ
)
の機械が並んで
居
(
ゐ
)
る。
世辞屋
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
自分は蔵前の六畳の座敷に居って、
其処
(
そこ
)
に膳棚道具棚がありますから、
口分
(
くちわけ
)
をして一生懸命に油汗を流して、心を用い働いて、無事に其の日のお客も済んで、翌日になりますと、作左衞門が
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と考へ
夫々
(
それ/\
)
趣向
(
しゆこう
)
をいたし、
一々
(
いち/\
)
口分
(
くちわけ
)
にして
番号札
(
ばんがうふだ
)
を
附
(
つ
)
け、ちやんと
棚
(
たな
)
へ、
何商法
(
なにしやうはふ
)
でもお
好次第
(
このみしだい
)
の
世辞
(
せじ
)
があるといふ
迄
(
まで
)
に準備が
出来
(
でき
)
た、
之
(
これ
)
で開店するといふのだが、
何
(
ど
)
うも
家屋
(
うち
)
の
構造
(
かゝり
)
が
六
(
むづ
)
かしい
世辞屋
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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