“くうけん”の漢字の書き方と例文
語句割合
空拳100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『えい、殘念ざんねんだ/\、此樣こんとき本艦ほんかん水兵すいへいうらやましい。』とさけんだまゝ、空拳くうけんつて本艦々頭ほんかんかんとう仁王立にわうだち轟大尉とゞろきたいゐ虎髯こぜん逆立さかだまなじりけて
徒手空拳くうけんで動乱のなかに跳びこみ、五体をもって秩序を立てようとはしりまわった彼堀盛は、今日はじめて歴乎れっきとして、彼の存在が、刻々と前進し
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
空拳くうけんいかんだらう」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)