“ぎわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
97.9%
偽和2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしぎわと云っても額の真中か耳のうしろかどこかにちょっぴりあとが附いたぐらいを根に持って一生相好そうごうが変るほどのすさまじい危害を
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
さすがに、大理石の柱が、並んでいる車寄せに立ったとき、胸があやしく動揺するのを感じた。が、夫人が別れぎわに、再び繰り返して
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
家康の立場は第二義にくがいい。偽和ぎわであろうと、何であろうと、平和にたいして、不平を鳴らす理由はどこにもない。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
勝家は、偽和ぎわの計が、予想以上、うまく運んだものとして
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
偽和ぎわ
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)