“ぎむ”の漢字の書き方と例文
語句割合
義務100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひと人以上ひといじやうものになることは出來できない、しかひとひと能力のうりよく全部ぜんぶつくすべき義務ぎむもつる。此義務このぎむつくせばすなは英雄えいゆうである、これが先生せんせい英雄經えいゆうきやうです。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
法律ほうりつはこのおさない子どもを学校にかよわせることを義務ぎむづけてはいるが、そのために子どもを守る制度はないのだ。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
してみると、かれに義務ぎむ責任せきにんなどいう考えのありようもなければ、きゅうくつも心配も不安もないわけだ。
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)