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きんぺき
ふりがな文庫
“きんぺき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
金碧
84.6%
金壁
15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金碧
(逆引き)
前の晩には
金碧
(
きんぺき
)
の
眩
(
まばゆ
)
い汽車だと思つたが朝になつて見ると
昨日
(
きのふ
)
迄のよりは
余程
(
よほど
)
古い。窓も
真中
(
まんなか
)
に一つあるだけである。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
すなわち私共はその北の口からずっと入って見ますと実に
金碧
(
きんぺき
)
燦爛
(
さんらん
)
として何ともいえない感に打たれたです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
きんぺき(金碧)の例文をもっと
(11作品)
見る
金壁
(逆引き)
火はすぐそこらの祭具や
蓮華
(
れんげ
)
、
瓔珞
(
ようらく
)
などに燃えうつり、
解脱
(
げだつ
)
上人いらいの
貞慶式
(
じょうけいしき
)
建造の古い
金壁
(
きんぺき
)
が、にわかに眼をさましたかのごとく炎の
映
(
は
)
えに
燦爛
(
さんらん
)
とかがやくかと思えば、また一瞬に
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
小牧から来た
於通
(
おつう
)
も、幼少の頃、信長の
安土
(
あづち
)
の城にいたことはあっても、この大坂城の雄大さと、内部の
金壁
(
きんぺき
)
の美には、眼をうばわれて、おそらく、その夜は、
茫然
(
ぼうぜん
)
としていたことであろう。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
きんぺき(金壁)の例文をもっと
(2作品)
見る
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