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金壁
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きんぺき
ふりがな文庫
“
金壁
(
きんぺき
)” の例文
火はすぐそこらの祭具や
蓮華
(
れんげ
)
、
瓔珞
(
ようらく
)
などに燃えうつり、
解脱
(
げだつ
)
上人いらいの
貞慶式
(
じょうけいしき
)
建造の古い
金壁
(
きんぺき
)
が、にわかに眼をさましたかのごとく炎の
映
(
は
)
えに
燦爛
(
さんらん
)
とかがやくかと思えば、また一瞬に
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
小牧から来た
於通
(
おつう
)
も、幼少の頃、信長の
安土
(
あづち
)
の城にいたことはあっても、この大坂城の雄大さと、内部の
金壁
(
きんぺき
)
の美には、眼をうばわれて、おそらく、その夜は、
茫然
(
ぼうぜん
)
としていたことであろう。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
壁
常用漢字
中学
部首:⼟
16画
“金”で始まる語句
金
金色
金子
金盥
金持
金剛石
金襴
金槌
金箔
金魚