“きょた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
巨多50.0%
許多50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
されば渠が巨多きょたの金銭を浪費して、父兄に義絶せられし後、今の情婦なにがし年紀とし三十、名をつやと謂うなる、豪商の寡婦に思われて、その家に入浸いりひたり、不義の快楽を貪りしが、一月ひとつきこそけれ
黒壁 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
『地をえれば皆然り』思想も言論も挙動も風采も元より大した区別のあるものではなく、すなわち学生団体のあらたに起した許多きょたの事業は、すでに弊害を免れ難く
端午節 (新字新仮名) / 魯迅(著)