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きゅうこく
語句 | 割合 |
仇国 | 25.0% |
救国 | 25.0% |
泣哭 | 25.0% |
窮谷 | 25.0% |
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この
御岳三日のあいだは、兵を動かすなかれ、
血を流すなかれ、
仇国との
兵火もやめよという
掟の
下に
行われることは、ここにあつまる天下の
武門、
百姓町人もあまねく知るところ。
「——されど黒馬博士よ。貴下の
勲功は偉大なり、貴下は、
救国の勇士なり」
太守劉焉、遂に、子民の
泣哭に奮って討伐の天鼓を鳴らさんとす。故に、隠れたる
草廬の君子、野に
潜むの義人、旗下に参ぜよ。
彼等の抱く如き思想は、もはや眼前の一大惨禍を
喫着して、実は甚だ行詰っているのである。
隧道の前には山勢
蹙まりて
窮谷をなし、前に進むべき一条の路だに存せぬ。