“兵火”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひやうくわ50.0%
へいか50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さては五二消息おとづれをすべきたづきもなし。家も兵火ひやうくわにや亡びなん。妻も世に生きてあらじ。
この御岳みたけ三日みっかのあいだは、兵を動かすなかれ、を流すなかれ、仇国きゅうこくとの兵火へいかもやめよというおきてもとおこなわれることは、ここにあつまる天下の武門ぶもん百姓ひゃくしょう町人ちょうにんもあまねく知るところ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)