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きぬず
ふりがな文庫
“きぬず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
衣摺
64.9%
衣擦
28.1%
絹摺
5.3%
絹摩
1.8%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
衣摺
(逆引き)
第一、昨夜の曲者は
衣摺
(
きぬず
)
れの音なんかしなかったぜ。百五十石や百八十石の御家人じゃ、
平常着
(
ふだんぎ
)
に羽二重や
綸子
(
りんず
)
を着るはずはない。
銭形平次捕物控:126 辻斬
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
きぬず(衣摺)の例文をもっと
(37作品)
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衣擦
(逆引き)
やがて廊下を隔てた隣の間でも、ドシ/\と男の足音がしたり、静かな話声がしたり、
衣擦
(
きぬず
)
れの音がしたりして段々客があるらしい。
別れたる妻に送る手紙
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
きぬず(衣擦)の例文をもっと
(16作品)
見る
絹摺
(逆引き)
慄然
(
りつぜん
)
と、障子へ
触
(
ふ
)
れて起ったような
絹摺
(
きぬず
)
れが、戸を隔てた外にまで
洩
(
も
)
れた。
濞かみ浪人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
きぬず(絹摺)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
絹摩
(逆引き)
身動きする
度
(
たび
)
に、
絹摩
(
きぬず
)
れの音がして、
麝香猫
(
じやかうねこ
)
のやうな
香
(
にほひ
)
がぷん/\する。男は
眩
(
めま
)
ひがしさうになつて来た。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
きぬず(絹摩)の例文をもっと
(1作品)
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きぬずれ