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きつねび
ふりがな文庫
“きつねび”の漢字の書き方と例文
語句
割合
狐火
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
狐火
(逆引き)
と
言
(
い
)
ひながら、
父
(
とう
)
さんは
蝙蝠
(
かうもり
)
と一
緒
(
しよ
)
になつて
飛
(
と
)
び
歩
(
ある
)
いたものです。どうかすると
狐火
(
きつねび
)
といふものが
燃
(
も
)
えるのも、
村
(
むら
)
の
夕方
(
ゆふがた
)
でした。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
備前のチュウコとは空中に見る怪火にして、他地方の
狐火
(
きつねび
)
、
火
(
ひ
)
の
玉
(
たま
)
などを総称した名称である。その原因は狐に帰するからチュウコという。
迷信と宗教
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
まるで竹童の手から
狐火
(
きつねび
)
がふりだされるようだったが、いつもの
頓智
(
とんち
)
に
似
(
に
)
ず、蛾次郎がふところにある
水性
(
すいせい
)
のふせぎ
独楽
(
ごま
)
に気がつかず、ただ
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
きつねび(狐火)の例文をもっと
(31作品)
見る
“きつねび”の意味
《名詞》
夜間、山野の空中をとぶ火の玉。燐火、おにびなど。
(出典:Wiktionary)