“きうめい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
窮命72.7%
糺明18.2%
究明9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一と月あまりも窮命きうめいされてゐるとしたら、どんなものだ——お前は知るまいが、あの娘は名前だけの姪で本當のことを言へば赤の他人だ。
「馬鹿!」——「不孝者め!」——「先祖代々のごふさらし!」などと、非常な權威を以つて糺明きうめいする。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
われ三等さんとう弟子でしあり。所謂いはゆる猛烈まうれつにして諸縁しよえん放下はうげし、專一せんいつ己事こじ究明きうめいするこれ上等じやうとうづく。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)