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かんしゃくもち
ふりがな文庫
“かんしゃくもち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
癇癪持
77.3%
肝癪持
18.2%
疳癪持
4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
癇癪持
(逆引き)
見る間に太る額の
蒼筋
(
あおすじ
)
、
癇癪持
(
かんしゃくもち
)
の頭痛
病
(
やみ
)
にて、中年以来
丸髷
(
まるまげ
)
に結いしこと無き難物なれば、何かはもって
堪
(
たま
)
るべき。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かんしゃくもち(癇癪持)の例文をもっと
(17作品)
見る
肝癪持
(逆引き)
顔も
觀骨
(
かんこつ
)
が
稍
(
やや
)
出張っているのが
疵
(
きず
)
であるが、
眉
(
まゆ
)
や目の間に才気が
溢
(
あふ
)
れて見える。伊織は武芸が出来、学問の嗜もあって、色の白い美男である。只この人には
肝癪持
(
かんしゃくもち
)
と云う病があるだけである。
じいさんばあさん
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
かんしゃくもち(肝癪持)の例文をもっと
(4作品)
見る
疳癪持
(逆引き)
侍分
(
さむらいぶん
)
の子で十三四歳ぐらいのが附いて居り、殿様はきっと固く
鬢
(
びん
)
を
引詰
(
ひッつ
)
めて、芝居でいたす忠臣蔵の
若狭之助
(
わかさのすけ
)
のように眼が
吊
(
つる
)
し上っているのは、
疳癪持
(
かんしゃくもち
)
というのではありません。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
かんしゃくもち(疳癪持)の例文をもっと
(1作品)
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