“かんしやくもち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
疳癪持40.0%
癇癪持40.0%
肝積持20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
九州医科大学の大西克知博士が鉄瓶のやうな疳癪持かんしやくもちである事はいつだつたか茶話で書いた通りだ。
ある晩和田垣博士と僕とで取替へ取替へ片端かたつぱしから一ぴんも余さず壊して見たが、僕の様な癇癪持かんしやくもちにはまことに便利なそして安価で胸の透く遊戯あそびだと思つた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
「あの先生は学問はえらいが、肝積持かんしやくもちで困ります」などと、四郎助が云つたこともある。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
さて捕方とりかたの事を言ひ付けると、三人共思ひも掛けぬ様子で、やゝ久しく顔を見合せて考へた上で云つた。平山がうつたへはいかにも実事じつじとは信ぜられない。例の肝積持かんしやくもちの放言をに受けたのではあるまいか。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)