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かんしやくもち
ふりがな文庫
“かんしやくもち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
疳癪持
40.0%
癇癪持
40.0%
肝積持
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
疳癪持
(逆引き)
九州医科大学の大西克知博士が鉄瓶のやうな
疳癪持
(
かんしやくもち
)
である事はいつだつたか茶話で書いた通りだ。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
かんしやくもち(疳癪持)の例文をもっと
(2作品)
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癇癪持
(逆引き)
或
(
ある
)
晩和田垣博士と僕とで取替へ取替へ
片端
(
かたつぱし
)
から一
品
(
ぴん
)
も余さず壊して見たが、僕の様な
癇癪持
(
かんしやくもち
)
には
真
(
まこと
)
に便利なそして安価で胸の透く
遊戯
(
あそび
)
だと思つた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
かんしやくもち(癇癪持)の例文をもっと
(2作品)
見る
肝積持
(逆引き)
「あの先生は学問はえらいが、
肝積持
(
かんしやくもち
)
で困ります」などと、四郎助が云つたこともある。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
さて
捕方
(
とりかた
)
の事を言ひ付けると、三人共思ひも掛けぬ様子で、
良
(
やゝ
)
久しく顔を見合せて考へた上で云つた。平山が
訴
(
うつたへ
)
はいかにも
実事
(
じつじ
)
とは信ぜられない。例の
肝積持
(
かんしやくもち
)
の放言を
真
(
ま
)
に受けたのではあるまいか。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
かんしやくもち(肝積持)の例文をもっと
(1作品)
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