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かはじようき
ふりがな文庫
“かはじようき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
川蒸汽
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
川蒸汽
(逆引き)
僕等はそこから引き返して
川蒸汽
(
かはじようき
)
の客になる為に
横網
(
よこあみ
)
の浮き
桟橋
(
さんばし
)
へおりて行つた。昔はこの川蒸汽も一銭蒸汽と呼んだものである。今はもう賃銭も一銭ではない。
本所両国
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
蘆
(
あし
)
の
上
(
うへ
)
をちら/\と
舞
(
ま
)
ふ
陽炎
(
かげろふ
)
に、
袖
(
そで
)
が
鴎
(
かもめ
)
になりさうで、
遙
(
はるか
)
に
色
(
いろ
)
の
名所
(
めいしよ
)
が
偲
(
しの
)
ばれる。
手輕
(
てがる
)
に
川蒸汽
(
かはじようき
)
でも
出
(
で
)
さうである。
早
(
は
)
や、その
蘆
(
あし
)
の
中
(
なか
)
に
並
(
なら
)
んで、
十四五艘
(
じふしごさう
)
の
網船
(
あみぶね
)
、
田船
(
たぶね
)
が
浮
(
う
)
いて
居
(
ゐ
)
た。
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
かはじようき(川蒸汽)の例文をもっと
(2作品)
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