“かいだい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
海内97.0%
改題3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それ海内かいだいの文章は布衣ほいに落ち、布衣の文章は復古的、革命的思想を鼓吹こすいす。彼らのある者はみずからその然るを覚えずして然りしものあらん。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
京子けいし浪華なにはいにしへより芸園に名高きもの輩出し、海内かいだいに聞ゆるものありといへども、その該博精通、蒹葭堂の如きもの少し。
僻見 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
それから一時いちじ中絶ちうぜつした我楽多文庫がらくたぶんこです、吉岡書籍店よしをかしよじやくてん引受ひきうけて見たいとふので、ぢき再興さいこうさせて、文庫ぶんこ改題かいだいして、かた菊版きくばんなほしました、これ新著百種しんちよひやくしゆ壱号いちがうが出るとも無く発行はつかうしたので
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)