“おんじひ”の漢字の書き方と例文
語句割合
御慈悲100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引居候に付此御訴へ申上候により召捕られ御領主御役人樣御吟味ごぎんみの處九助儀包みおほせずつひ白状はくじやうに及び申候然る所今に又々召出され御吟味を蒙り候何卒なにとぞ御慈悲おんじひ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
あざむき私しに宿やどへ下り候は不埓ふらちなりしかりと雖も御公儀おかみいつはらざるゆゑ過料金くわれうきん三兩つぎに盜賊伊兵衞重罪ぢうざいなれども神妙しんめう名乘なのり出其上喜八をたすけ候だん奇特きどくに付御慈悲おんじひを以て多くのつみ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)