“ごじひ”の漢字の書き方と例文
語句割合
御慈悲100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主人半右衞門を殺害せつがいいたさせたる段、主殺しゅうころし同罪、はりつけにも行うべき処、主人柳の頼み是非なく同意いたしたる儀につき、格別の御慈悲ごじひをもって十四ヶ年遠島を申付くる、有難く心得ませい
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
かんがへ不義せし者へ金迄かねまで付けかれが存念通り惣内方へ遣す程の儀に御座れば何しに恨を殘しませうぞ何分御慈悲ごじひ御吟味ごぎんみ願ひ奉つると申を理左衞門りざゑもん默言だまれしかり其方伯父九郎兵衞へ金子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
老女のはからいで事なく若江はお暇の事になりましたは御慈悲ごじひでござります。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)