“おやぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
親木50.0%
牡山羊50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いい子供こどもまれて、親木おやぎは、それで満足まんぞくして、れていくんですよ。人間にんげんも、かわりはありません。」と、はははいわれたのです。
親木と若木 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「おまえが、もらってきてえたのが、親木おやぎになって丹精たんせいしたから、こんなにいい子供こどもまれたんです。」と、ははこたえられました。
親木と若木 (新字新仮名) / 小川未明(著)
けれど、親木おやぎは、子供こどもあっせられて、地面じめんをはって、どろよごされて、かげもなかったのであります。
親木と若木 (新字新仮名) / 小川未明(著)
牡山羊おやぎとサチール神とが向かい合ってる古風な装飾のある練鉄の重い金槌かなづちを取って、案内の鐘を一つ激しくたたいた。