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おほくるし
ふりがな文庫
“おほくるし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大苦
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大苦
(逆引き)
其
(
その
)
又
(
また
)
搖
(
ゆ
)
れ
方
(
かた
)
と
謂
(
い
)
うたら
一通
(
ひととほり
)
でなかつたので、
吐
(
は
)
くやら、
呻
(
うめ
)
くやら、
大苦
(
おほくるし
)
みで
正體
(
しやうたい
)
ない
者
(
もの
)
が
却
(
かへ
)
つて
可羨
(
うらやま
)
しいくらゐ、と
云
(
い
)
ふのは、
氣
(
き
)
の
確
(
たしか
)
なものほど、
生命
(
いのち
)
が
案
(
あん
)
じられるでな、
船
(
ふね
)
が
恁
(
か
)
うぐつと
傾
(
かたむ
)
く
度
(
たび
)
に
旅僧
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
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