“おくがい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
屋外80.0%
屋蓋20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして一方にはまたひるまの食事は屋外おくがいで食べるものとして、茶の子のつぎにくる朝飯をおそく、かつじゅうぶんに食べる土地も、東北などにはあるのである。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
一方いつぽう屋外おくがい避難ひなんせんとする場合ばあひおいては、まだきらないうち家屋かおく倒潰とうかいし、しか入口いりぐちおほきな横木よこぎ壓伏あつぷくせられる危險きけんともなふことがある。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
案内記に「四壁屋蓋おくがい畳むに石をもってし」とある通りで、奥宮を中心とする山の町である。実に日本国中、最高の町である。
不尽の高根 (新字新仮名) / 小島烏水(著)