“おがた”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:オガタ
語句割合
緒方57.1%
大型14.3%
小県14.3%
尾形14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兄の申すことには私もさからうことが出来ず、大阪に足をめまして、緒方おがた先生の塾に入門したのは安政二年卯歳うどしの三月でした。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
それは、大型おがたの、ひもでげるむかしふうのものでした。商店しょうてんか、古道具屋ふるどうぐや店頭てんとうでもなければ、られぬものです。
正二くんの時計 (新字新仮名) / 小川未明(著)
成程、馬鹿々々しい……旅客は、小県おがた凡杯ぼんはい——と自称する俳人である。
灯明之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「私は大鳥家の執事を勤めて居りまする、尾形おがたと申す者でござります」
黄金仮面 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)