“えとく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
会得98.8%
會得1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは実は、博士が修業によって会得えとくして来た術であって、なにも聖者をわずらわさなくとも、博士ひとりで出来ることであった。
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「はてさて、仏徒のまじわりもひろい。一院一寺をもあずかるおのおののことゆえ、それくらいなことは、ようご会得えとくと存じていたが」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
我欲がよく目當めあてがあきらかにえねばわらひかけたくちもとまでむすんでせる現金げんきん樣子やうすまで、度〻たび/\經驗けいけん大方おほかた會得えとくのつきて、此家このやにあらんとにはかねづかひ奇麗きれいそんをかけず
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)