“うづら”の漢字の書き方と例文
語句割合
鶉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある野原の薄藪(すすきやぶ)の中に、母と子との二匹の鶉(うづら)が巣を構へてをりました。母鶉はもう年よりなので羽が弱くて、少し遠いところには飛んで行くことが出来ませんでした。
孝行鶉の話 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
漸(やうや)く長い冬を漕(こ)ぎ抜けることが出来た。しばらく床場(とこば)へも行かないと思つて居るうちに、私の頭の髪は鶉(うづら)のやうに成つた。今日は久し振りで延びた髭(ひげ)を剃(す)つた。これで清々した。
突貫 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
人言(ひとごと)を繁(しげ)みと君(きみ)を鶉(うづら)鳴(な)く人(ひと)の古家(ふるへ)に語(かた)らひて遣(や)りつ 〔巻十一・二七九九〕 作者不詳
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)