“うづた”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うづた死屍しかばねうへを×(14)つかれてすゝんだ
來客の後と見えて、支那焼の大きな菓子鉢に、マシヨマローと何やらがうづたかく盛つて、煙草盆の側にあるのが目に附く。
病院の窓 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
我之をひもどきてさながら永年相見ざりし骨肉の兄に逢ひたる様の心地したり。この書を読みて俄かに往時の恋しさ堪へがたく、漸やく探し出したる少年時代の歌稿文稿またこの机上にうづたかく積まる。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)