“うずた”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一人になった客は、さも満足げに、殆んど天井につかえそうなほどうずたかくりあがった寝床を見やった。この通りフェチニヤは、羽根蒲団を敲くことにかけての名人であった。
面積は三町歩ちょうぶあまり、こずえにいる小禽しょうきんが高くて撃てぬと狩猟家である上野さんの説明通り樟はいずれも高くのびており殆ど純林をなしていて、木漏日がわずかにさし、うずたかいほど落葉が積んでおり
雲仙岳 (新字新仮名) / 菊池幽芳(著)
加之しかうずたかき枯葉を蹴って、何者かと挑み闘うように聞えた。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)