“うしは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
66.7%
主宰33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近づくにつれ、いよいよ驚かれるのは伯母のうしはく福慈岳の姿である。姪の女はただ圧倒された。これがわが肉体の繋りかよ。
富士 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
「天照らす大御神高木の神の命もちて問の使せり。うしはける葦原の中つ國に、が御子の知らさむ國と言よさしたまへり。かれ汝が心いかに」
しも さはに逝けども 皇神の 主宰うしはき坐す 新河の その立山に 常夏に 雪降り敷きて 帯ばせる 可多加比河の 清き瀬に 朝夕ごとに 立つ霧の 思ひ過ぎめや 在り通ひ いや毎年としのはに 外のみも ふり放け見つゝ 万代の 語ひ草と 未だ見ぬ 人にも告げむ 音のみも 名のみも聞きて ともしぶるがね
二、三の山名について (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)