うしは)” の例文
近づくにつれ、いよいよ驚かれるのは伯母のうしはく福慈岳の姿である。姪の女はただ圧倒された。これがわが肉体の繋りかよ。
富士 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
「天照らす大御神高木の神の命もちて問の使せり。うしはける葦原の中つ國に、が御子の知らさむ國と言よさしたまへり。かれ汝が心いかに」