“しゅさい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
主宰80.0%
主催20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あれは蜥蜴とかげではありません。天地を主宰しゅさいするカメレオンですよ。きょうもあの偶像の前に大勢おおぜい時儀じぎをしていたでしょう。ああ云う連中は野菜の売れる祈祷の言葉をとなえているのです。
不思議な島 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
主宰しゅさいを神とすれば、彼等は神の直轄ちょくかつの下に住む天領てんりょうの民である。綱島梁川君の所謂「神と共に働き、神と共に楽む」事を文義通り実行する職業があるならば、其れは農であらねばならぬ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
今からおよそ五十余年のむかし普仏戦争ふふつせんそうの起こるすこし前、フランス陸軍省の主催しゅさいでパリーの郊外こうがいに射的大会が開催かいさいされました。
国際射的大競技 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)