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しゅさい
ふりがな文庫
“
主宰
(
しゅさい
)” の例文
『革新』という本位田先生
主宰
(
しゅさい
)
の雑誌から原稿を書くようにと云って来ているので、それへ断りの手紙を書きに一寸起きています。
獄中への手紙:05 一九三八年(昭和十三年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
(黒川博士の専攻は心霊学などには全く縁遠い実験心理学であって、こういう妙な会を
主宰
(
しゅさい
)
していられるのは、先生の道楽に過ぎないことを、君も多分知っていると思う)
悪霊
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
あれは
蜥蜴
(
とかげ
)
ではありません。天地を
主宰
(
しゅさい
)
するカメレオンですよ。きょうもあの偶像の前に
大勢
(
おおぜい
)
お
時儀
(
じぎ
)
をしていたでしょう。ああ云う連中は野菜の売れる祈祷の言葉を
唱
(
とな
)
えているのです。
不思議な島
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
主宰
(
しゅさい
)
を神とすれば、彼等は神の
直轄
(
ちょくかつ
)
の下に住む
天領
(
てんりょう
)
の民である。綱島梁川君の所謂「神と共に働き、神と共に楽む」事を文義通り実行する職業があるならば、其れは農であらねばならぬ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
“主宰”の意味
《名詞》
主 宰(しゅさい)
中心となって全体を纏めること。また、その人。
(出典:Wiktionary)
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
宰
常用漢字
中学
部首:⼧
10画
“主宰”で始まる語句
主宰神