“うけとっ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
請取50.0%
受取50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左様さようです、原書は誠に必要な原書ですが、これを私が奥平様にお買上げを願うと云うのは、この代金を私が請取うけとって、その金は私が使つかっ
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
ところで旅行中の費用はすべて官費であるから、政府から請取うけとった金は皆手元に残るゆえ、その金をもって今度こそは有らん限りの原書をかって来ました。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
問屋の番頭に頼んで乗船切符を買い、サア乗込みと云うときにその切符を請取うけとって見れば、大人の切符が一枚と子供の半札が二枚あるから、番頭を呼んで
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
幾度かうちかえし/\見て、印紙正しく張りつけ、漸く差しいだしたるに受取うけとったとばかりの返辞もよこさず、今日は明日はと待つ郵便の空頼そらだのめなる不実の仕方
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)