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うきな
ふりがな文庫
“うきな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
浮名
94.1%
慫名
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浮名
(逆引き)
御法
(
ごほう
)
によって
男女
(
ふたり
)
とも、生きながらの
曝
(
さら
)
し者となり、
鰒
(
ふぐ
)
食
(
く
)
ったむくいとはいえ、
浮名
(
うきな
)
というには、あまりにもひどい人の目や指にとり巻かれている。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして、日が
経
(
た
)
つに従うて、見もせず聞きもせぬけれど、
浮名
(
うきな
)
が立って
濡衣
(
ぬれぎぬ
)
着た、その明さんが何となく、慕わしく、懐かしく、
果
(
はて
)
は恋しく、
憧憬
(
あこが
)
れる。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
うきな(浮名)の例文をもっと
(16作品)
見る
慫名
(逆引き)
三代の
仇
(
あだ
)
を重ねたる
關東武士
(
くわんとうぶし
)
が野馬の
蹄
(
ひづめ
)
に
祖先
(
そせん
)
の
墳墓
(
ふんぼ
)
を
蹴散
(
けちら
)
させて、一門おめ/\
西海
(
さいかい
)
の
陲
(
はて
)
に迷ひ行く。とても流さん末の
慫名
(
うきな
)
はいざ知らず、まのあたり百代までの恥辱なりと思はぬこそ是非なけれ。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
うきな(慫名)の例文をもっと
(1作品)
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“うきな”の意味
《名詞》
ありもしない悪い評判。
男女の情事に関するうわさ。
(出典:Wiktionary)