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いわど
ふりがな文庫
“いわど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
巌殿
50.0%
岩戸
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
巌殿
(逆引き)
(
爺
(
じい
)
やさん、今ほどはありがとう。その
厭
(
いや
)
なもののいた事を、通りがかりに知らして下すったお方は、
巌殿
(
いわど
)
の方へおいでなすったというが、まだお帰りになった様子はないかい。)
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と言いかけて
身体
(
からだ
)
ごと、この
巌殿
(
いわど
)
から
橿原
(
かしわばら
)
へ出口の方へ振向いた。身の
挙動
(
こなし
)
が
仰山
(
ぎょうさん
)
で、さも用ありげな
素振
(
そぶり
)
だったので、散策子もおなじくそなたを。……
帰途
(
かえるさ
)
の
渠
(
かれ
)
にはあたかも
前途
(
ゆくて
)
に当る。
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
路は、あわれ、鬼の脱いだその
沓
(
くつ
)
を
跨
(
また
)
がねばならぬほど狭いので、心から、一方は海の
方
(
かた
)
へ、一方は
橿原
(
かしわばら
)
の山里へ、一方は
来
(
こ
)
し
方
(
かた
)
の
巌殿
(
いわど
)
になる、
久能谷
(
くのや
)
のこの出口は、あたかも、ものの
撞木
(
しゅもく
)
の
形
(
なり
)
。
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いわど(巌殿)の例文をもっと
(1作品)
見る
岩戸
(逆引き)
脚へ重みがかからないように
梁
(
はり
)
から
吊
(
つ
)
って、そして
岩戸
(
いわど
)
をすぐ呼んで手当てをさせろ!
恐怖城
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
いわど(岩戸)の例文をもっと
(1作品)
見る
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