“いりょく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
偉力56.5%
威力39.1%
意力4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれどもかわいそうに、かれらも空腹くうふくわすれなければならなかった。わたしはいよいよ調子を高く早くとひいた。すると少しずつだんだんに、音楽がその偉力いりょくあらわしてきた。かれらはおどりだした。
松明たいまつの火が火縄ひなわにうつり、その真下にんであった銃丸じゅうがんはこから火薬かやく威力いりょくはっしたのである。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
元来がんらい家事にむかない私が自分の研究のひまをさいて、とにかくそれにはげむようになったのも仕向けられるばかりでは済まないこれによって仕向けて上げようと云う意力いりょくから始まったことです。