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いつのぶとん
ふりがな文庫
“いつのぶとん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
五布布団
33.3%
五布蒲団
33.3%
五布蒲團
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五布布団
(逆引き)
木綿の薄ッぺらな
五布布団
(
いつのぶとん
)
が二つに折って敷いて有ります上に、勘藏は横になり、枕に坐布団をぐる/\巻いて、
胴中
(
どうなか
)
から
独楽
(
こま
)
の紐で縛って、
括
(
くゝ
)
り枕の代りにして、
寝衣
(
ねまき
)
の
単物
(
ひとえもの
)
にぼろ
袷
(
あわせ
)
を重ね
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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五布蒲団
(逆引き)
霙
(
みぞれ
)
がバラ/\降って参りまして、
極
(
ごく
)
寒いから、新吉は
食客
(
いそうろう
)
の悲しさで二階へ
上
(
あが
)
って寝ますが、
五布蒲団
(
いつのぶとん
)
の
柏餅
(
かしわもち
)
でもまだ寒いと、肩の処へ股引などを
引摺込
(
ひきずりこ
)
んで寝まするが
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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五布蒲團
(逆引き)
店の間一杯に縫ひかけの
五布蒲團
(
いつのぶとん
)
を擴げて、一心に綿を入れてゐた茶店の若い
女房
(
にようばう
)
は、二人の入つて來たのを見ると、雪のやうに
膝
(
ひざ
)
の
邊
(
あた
)
りへ附いた
綿屑
(
わたくづ
)
を拂ひ
棄
(
す
)
てながら
東光院
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
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