五布蒲団いつのぶとん)” の例文
旧字:五布蒲團
みぞれがバラ/\降って参りまして、ごく寒いから、新吉は食客いそうろうの悲しさで二階へあがって寝ますが、五布蒲団いつのぶとん柏餅かしわもちでもまだ寒いと、肩の処へ股引などを引摺込ひきずりこんで寝まするが
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)