“いぞく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
遺族64.3%
夷族21.4%
夷賊14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きみ遺族いぞく小穴君をあなくんなどがそれをもとめるけれど、きみほんかざれるやうなことがぼくけるものか。でもぼくはこのほんのためにたつたひとつだけは手柄てがらをしたよ。
「三つの宝」序に代へて (旧字旧仮名) / 佐藤春夫(著)
たちまち南方の夷族いぞくに敗られて幻妙の術もなく殺されてしまったではないか。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
勸請し奉つり本朝ほんてう武家ぶけの祖神なり就中源家に於てはことほか御尊敬ごそんきやうあること御先祖ごせんぞ八幡太郎義家公此御神おんかみの御寶前に於て御元服あつて八幡太郎としよう奧羽あうう夷賊いぞく安倍貞任同宗任を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)