“いざこざ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
紛紜56.0%
紛糾40.0%
紛雑4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その次に矢張り十三年度の三四月を区切って急にえて来たのは、取引上の紛紜いざこざ、喧嘩の後始末、夫婦喧嘩の尻拭いなぞである。
親孝行のお蝶が親よりも更に大事な人を見付けだしたという紛糾いざこざに相違ない。稼業が稼業だけに、それをやかましく云うのも野暮やぼだと半七は思った。
半七捕物帳:07 奥女中 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
家庭の紛雑いざこざは島村氏を極度の神経衰弱に陥らしめた。氏はそれを治すためにあるとしの秋から冬にかけて、かなり長い間京都三本木ぼんぎ信楽しがらきに泊つてゐた。