“いざこざ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
紛紜60.0%
紛糾35.0%
紛雑5.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その日も養父は、使い道の分明はっきりしないような金のことについて、昼頃からおとらとの間に紛紜いざこざ惹起ひきおこしていた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
その次に矢張り十三年度の三四月を区切って急にえて来たのは、取引上の紛紜いざこざ、喧嘩の後始末、夫婦喧嘩の尻拭いなぞである。
「娘は可愛いだらうが、武家の紛糾いざこざといふ奴は、惡いおでき見たいに根が深くて、うつかり手を付けると、ひどい目に逢はされるぜ」
「氣が揉めるのかい、——あの娘は綺麗過ぎるから、いろ/\紛糾いざこざが起るんだよ。あの顏を見たとたんに、俺は三千兩の行方ゆくへが判るやうな氣がしたよ」
家庭の紛雑いざこざは島村氏を極度の神経衰弱に陥らしめた。