“いさぎよし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
75.0%
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一説に依れば仏人の脚肉きやくにくを食ふは、ことさらに英人の風習に従ふをいさぎよしとせざる意気を粧ふに過ぎず。故に仏人の熱灰ねつくわい上に鱷の脚をあぶるを見て、英人は冷笑すと。
彼は明治九年前原一誠の乱、嫌疑をこうむり、官囚となるをいさぎよしとせず、みずから六十余歳の皺腹しわばらほふりて死せり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
仕方が無く他の二人よりも先に帰つて来ると、玄奘は悟空を大変にいさぎよしとした。
闘戦勝仏 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)