“あまのがわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
銀河92.3%
天河7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空には銀河あまのがわが月光にぼかされ、少し光を鈍めてはいたが、しかし巾広く流れてい、七ツ星さえ姿を見せていた。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
かささぎの橋をすべって銀河あまのがわを渡ったと思った、それからというものは、夜にってこの伊勢路へかかるのが、何か、雲の上の国へでも入るようだったもの、どうして、あの人形に
伊勢之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
一、その外かすみ陽炎かげろう東風こちの春における、薫風くんぷう雲峰くものみねの夏における、露、霧、天河あまのがわ、月、野分のわき星月夜ほしづくよの秋における、雪、あられ、氷の冬におけるが如きもまた皆一定する所なれば一定し置くを可とす。
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)