“あくぎやくむだう”の漢字の書き方と例文
語句割合
惡逆無道100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『それにけても、にくきは海賊船かいぞくせん振舞ふるまひ、かゝる惡逆無道あくぎやくむだうふねは、早晩はやかれおそかれ木葉微塵こつぱみぢんにしてれん。』と、明眸めいぼう凛乎りんこたるひかりはなつと、日出雄少年ひでをせうねんは、プイと躍立とびたつて。
三人連にて立出高輪たかなわへ來りし時仁左衞門大音だいおんあげコレ三吉汝は先年せんねん甲州にて金子配分はいぶんせし砌方々申合せしを一向に用ひず我等兩人へ無體むたい難儀なんぎを懸る事度々たび/\に及ぶ如何に惡逆無道あくぎやくむだうものなり共恥を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)