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『噂ばなし』
ふりがな文庫
『
噂ばなし
(
うわさばなし
)
』
戦死したと思われていた出征者が停戦の後生きて還って来た話は、珍しくないほど随分あるらしい。中には既に再縁してしまったその妻が、先夫の生還したのに会って困っている話さえ語りつたえられている。 そういう話を聞いた時、わたくしは直にモーパサンの「 …
著者
永井荷風
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「勲章」扶桑書房、1947(昭和22)年5月10日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約10分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
人
(
びと
)
傷
(
きずつ
)
入
(
はい
)
纏
(
まとま
)
寧
(
むしろ
)
直
(
すぐ
)
甚
(
はなはだ
)
譬
(
たと
)
中
(
うち
)
行衛
(
ゆくえ
)
行来
(
ゆきき
)
突差
(
とっさ
)
知
(
し
)
皆
(
みんな
)
疑懼
(
ぎく
)
曽
(
かつ
)
或
(
ある
)
思起
(
おもいおこ
)
後
(
あと
)
娶
(
めと
)
因
(
よ
)
内々
(
ないない
)
儘
(
まま
)