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『翻訳のむずかしさ』
ふりがな文庫
『
翻訳のむずかしさ
(
ほんやくのむずかしさ
)
』
飜訳文芸が繁昌だそうである。一応は結構なことだ。あの五十年という制限の網の目がだいぶ緩められて、生きのいい魚がこっちの海へも泳いできて、わが文化の食膳にのぼせられる。悪かろうはずはないが、物事には必ず善悪の両面がある。水から揚がるのは、いい …
著者
神西清
ジャンル
言語 > 言語 > 言語学
初出
「書物」1950(昭和25)年8月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約9分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
空
(
す
)
起
(
おこ
)
謹
(
つつ
)
空
(
むな
)
伴
(
とも
)
見物
(
けんぶつ
)
畏
(
おそ
)
畢竟
(
ひっきょう
)
飜訳
(
ほんやく
)
酷
(
ひど
)
途
(
みち
)
腑
(
ふ
)
粋
(
いき
)
箸
(
はし
)
云
(
い
)
申訳
(
もうしわけ
)
狙
(
ねら
)
濫訳
(
らんやく
)
浴衣
(
ゆかた
)
洒落
(
しゃれ
)
庖丁
(
ほうちょう
)
可笑
(
おか
)
今日
(
こんにち
)