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『黒田如水』
ふりがな文庫
『
黒田如水
(
くろだじょすい
)
』
天正十八年真夏のひざかりであつた。小田原は北条征伐の最中で、秀吉二十六万の大軍が箱根足柄の山、相模の平野、海上一面に包囲陣をしいてゐる。その徳川陣屋で、家康と黒田如水が会談した。この二人が顔を合せたのはこの日が始まり。いはゞ豊臣家滅亡の楔が …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「現代文学 第七巻第一号」大観堂、1943(昭和18)年12月28日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約27分(500文字/分)
朗読目安時間
約45分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
与
(
くみ
)
乃公
(
だいこう
)
信雄
(
のぶかつ
)
天晴
(
あっぱ
)
奴
(
め
)
麾下
(
きか
)
韜晦
(
とうかい
)
逸早
(
いちはや
)
轡
(
くつわ
)
肚裡
(
とり
)
肚底
(
とてい
)
紹巴
(
じょうは
)
篝
(
かがり
)
滂沱
(
ぼうだ
)
海内
(
かいだい
)
波浮
(
はぶ
)
氏郷
(
うじさと
)
旒
(
りゅう
)
数多
(
あまた
)
政所
(
まんどころ
)
干戈
(
かんか
)
入牢
(
じゅろう
)
倅
(
せがれ
)
信包
(
のぶかね
)
亦
(
また
)
題名が同じ作品
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)