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『土淵村にての日記』
ふりがな文庫
『
土淵村にての日記
(
つちぶちむらにてのにっき
)
』
S君の家に着いた時には、もう夜がすっかり更けていた。 途中で寄り道をして、そこですっかり話し込んでしまったので、一里余りの道は闇の中をたどって来た。闇の中にひろびろと開けた、雪の平を通って来た。闇と言ってもぽっとどこか白々として、その広い平 …
著者
水野葉舟
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約14分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
弄
(
おもちゃ
)
彼方
(
むこう
)
閉
(
とざ
)
傍
(
わき
)
臭
(
におい
)
平
(
たいら
)
所々
(
しょしょ
)
何時
(
なんどき
)
模様
(
もよう
)
雪
(
ゆき
)
退
(
の
)
貪
(
むさぼ
)
胡粉
(
ごふん
)
緩
(
ゆる
)
経
(
た
)
筵
(
むしろ
)
穿
(
は
)
炬燵
(
こたつ
)
気疎
(
けうと
)
更紗
(
さらさ
)
晩餐
(
ばんさん
)
対
(
むか
)
四辺
(
あたり
)
噤
(
つぐ
)
傍
(
そば
)