今日一日で月が変ると、明日からは十二月。一年に十二回ある晦日という奴も気に入らないが、十二月という最後の月は月全体が性にあわない。昨日今日からメッキリ寒気が身にしみやがると、モーロー車夫の捨吉は毛布をひっかぶって上野広小路にちかい小路の角で …
| 著者 | 坂口安吾 |
| ジャンル | 文学 > 日本文学 > 小説 物語 |
| 初出 | 「小説新潮 第五巻第一号」1951(昭和26)年1月1日 |
| 文字種別 | 新字新仮名 |
| 読書目安時間 | 約47分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約1時間18分(300文字/分) |
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