トップ
>
『デカダン抗議』
ふりがな文庫
『
デカダン抗議
(
デカダンこうぎ
)
』
一人の遊蕩の子を描写して在るゆえを以て、その小説を、デカダン小説と呼ぶのは、当るまいと思う。私は何時でも、謂わば、理想小説を書いて来たつもりなのである。 大まじめである。私は一種の理想主義者かも知れない。理想主義者は、悲しい哉、現世に於いて …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文芸世紀」1939(昭和14)年11月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
負
(
ひ
)
於
(
お
)
溜息
(
ためいき
)
高邁
(
こうまい
)
遊蕩
(
ゆうとう
)
躍
(
おど
)
謂
(
い
)
被
(
かぶ
)
荒
(
すさ
)
箸
(
はし
)
箒
(
ほうき
)
筈
(
はず
)
窶
(
やつ
)
仁
(
じん
)
淪落
(
りんらく
)
毮
(
むし
)
欺
(
あざむ
)
就
(
つ
)
塵芥
(
ちりあくた
)
哉
(
かな
)
叶
(
かな
)
割烹
(
かっぽう
)
以
(
もっ
)